世田谷区 下北沢駅徒歩1分の心療内科・精神科 メンタルクリニック。土日も診療。うつ病、不安障害、パニック障害、発達障害など心の専門クリニックです。

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Vol.1 春はどうして「うつ」や「不安」になりやすいの?

桜が美しく咲く季節となりました。新生活が始まった方も多いのではないでしょうか。
徐々に暖かくなり過ごしやすくはなってくるものの、環境変化が多く、ストレスを抱えてしまうこともあるかもしれません。

異動や昇進、転勤、進学・進級、転居などの変化、あるいは自分は変わらなくとも上司や同僚が入れ替わる、先生が変わる、業務内容が変化する、といったことがきっかけとなり、この時期にうつ病を発症する人も多くお見受けします。

今日はそんな「春のうつ・不安」についてのお話です。

変化が多い時期

皆さんは、ご自身や自分の周囲で起きた「変化」に気づいていますか?

例えば
職場や学校:所属先、メンバー、業務や勉強内容などの変化。不慣れな中、やるべきことをこなしていくことは大変ですね。
気候:寒暖差が激しい季節。服装も迷います。体の調節機能が追い付かないことがあるかもしれません。
生活環境:転居、異動など、希望と不安の入り混じった複雑な心境になりやすいでしょう。

心身とも過緊張になりやすい状況が多い

過ごしやすい季節になってきたとはいえ、気候の変化や寒暖差は身体にとって多少なりとも負担になっている可能性があります。少し暖かくなったと思ったら急に寒くなった、というようなときは自律神経が緊張状態となってしまい、体調を崩しやすくなってしまいます。急激な変化に追いついていくために、身体は一生懸命適応しようとするのですね。

また様々な変化の中で、無意識に不安や緊張を感じていることもあるでしょう。そのような時には、心身ともにリラックスしにくくなり、疲れが溜まりやすくなります。ちょうどよい緊張感は必要かもしれませんが、緊張が過剰となった状態が続くと、不調の原因となります。

どんなケアができるのか

このようなことから、春にうつ病や不安症を発症させないようにするには、過剰な緊張状態が続かないような工夫が大切です。
上手に気分転換をしてストレスを発散させたり、趣味や運動の時間を持つことも良いでしょう。また夜寝る前にゆっくりと湯船につかって入浴するなど、副交感神経系(リラックスするときに優位となる)が働きやすくなる行動を取り入れていくこともおすすめです。

外出の際は急な気温の変化にも対応できるよう、重ね着をして調節しやすくする、ストールやカーディガンを鞄に入れておく、といったことも良いでしょう。

また春は睡眠が不安定になりやすい時期でもあります。睡眠不足は疲労蓄積の原因となり、集中力低下やイライラの原因ともなります。新しい環境に慣れるまでの間は、夜更かしをしないで早めの就寝を心掛け、しっかりと疲れをとるようにしましょう。

またバランスのよい食事を摂ることも大事です。「こころ」という臓器は存在しません。つまり、私たちの気持ちは「脳の働き」でコントロールされています。そしてその脳では、神経伝達物質というホルモンが働いています。適切な食事はそのようなホルモンの材料となるため、バランスの良い食事はとても大切になってくるのです。

春は様々な出会いや別れ、生活上の変化があります。無意識のうちに緊張や不安、疲労を抱え込んでしまうことも多いようです。無理をしないで、自分をいたわるような生活を心掛けましょう。

それでも上手く行かない、しんどい、というときはクリニックに相談にいらしてください。
一人で悩まず、専門家の手を借りることで解決の糸口が見えやすくなるかもしれません。(O)

2022年4月7日  うつ、不安