家族療法とは 第1回「アダルトチルドレン問題/心理師の視点から」
家族療法では、問題が起こる要因は家族全体の関係性や相互関係にあると考えます。相談者の問題は家族全体から表れたものと捉え、悪者探しをせず、家族全体をカウンセリングすることで、お互いを客観的に見ることができるようになり、お互いの気づかなかった面や考えを知る機会になるでしょう。
最近の傾向として、非常に良い家庭とみえるケースでも子どもがアダルトチルドレンになることがあります。
親が教育熱心・親のコントロール・過保護や過干渉、親がワーカーホリックで家にあまりいないという場合も、子どもに影響を与えるケースがあります。また、両親の社会的地位の高いことが、子どもにとって強いプレッシャーとなり、そのプレッシャーに耐えられない場合に不登校や引きこもりになるケースがあります。
当院の家族療法は、相談者さんがご家族に話づらいとご心配されている場合でも、心理師が相談者さんとご家族の間に入り進行していきますので、ご心配なく家族療法に参加していただけます。
初回は家族療法体験割引がございますので、ぜひご体験ください。(K)
2022年1月6日 家族療法